サラリ医manのブログ

勤務医の節税方法を探しながらケチ臭く生きるブログです

アトピー新薬のデュピクセント第0週 (一回目)

時は来た

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幼いころにアトピーだった私は小学生になるといつの間にか治っていました。

しかし大学の実習開始とともに、再燃(ラテックスとかなんかアレルギーもあるんでしょうね)。

治療を続けていたのですが、2年ほど前から症状は増悪。モグラたたきのように顔、手、足、首、結膜炎と症状が出現し睡眠もままなりません(常にどこかがかゆい)。

当直の時はシャワーを浴びれないこともあるので直明けの日は体のべとつき&不眠のストレスで発狂寸前。

昨年夏からは頭皮にも出現し、掻破したところが毛包炎となる始末。かなり私のQOLを下げてきました。目をこすってるから白内障リスクも上がってますしね。

感染しない病気ではあるのですが、人の目も気になって銭湯とかプール、マッサージとかも行きづらいんですよね…

 

そんなさなか、外勤先の皮膚科の先生から

皮「先生お時間あります?」

サ「何ですか(併診依頼か~)」

皮「先生アトピーひどそうですけど新薬出ること知ってます?」

サ「知らないっす(めっちゃええ人やんけ~)」

サノフィ アトピー性皮膚炎治療薬デュピクセントを発売 初の抗体製剤 | 薬食審・薬価収載 | 国内ニュース | ニュース | ミクスOnline

 サノフィhpでは医療関係者向けページしか資料は見当たりませんでしたがアレルギー情報などもあるので載せときます。マルホのhpも保湿関係の情報たくさん。EBMに基づいた情報を取得しましょう。気持ちは分かりますがステロイドフォビアはお勧めできません。

https://www.dupixent.jp/disclaimer

https://www.maruho.co.jp/kanja/atopic/

 

今までの薬はステロイド免疫抑制剤が中心だったのですが、今回の新薬はIL阻害の製剤である点と、基幹病院以外でも処方できる(ざっくり言うと重篤な副作用がないのでクリニックでも処方できる)ことが特徴です。

人によっては喘息まで寛解してしまうというアレルギー無双。

 

アトピーとインターロイキンの関係はホットトピックでして、黄色ブドウ球菌感染との関係も指摘されています。

黄色ブドウ球菌に由来する外分泌毒素PSMαはケラチノサイトからのアラーミンの放出を介してインターロイキン17に依存性の皮膚炎を惹起する : ライフサイエンス 新着論文レビュー

 

正直言って超お高い薬なのですが、これで改善するなら仕事の効率も上がる気がします。第三相も行っていますが誰かが人柱になって?感想を伝えることも必要かと思い、一番乗りで取り寄せてもらいました。


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今日は初回なので2本注射です(1本八万円の3割×二本で48000円也。月のギャンブル代&お小遣いよ、さようなら。)。次回以降は2週ごとに1本、16週まで継続していきます。高い…。

腕は痛いのでおへその両脇に打ってもらいました。初症例なので看護師&薬剤師さん達に見られながら注射されるというマニアプレイです。

投与時の副作用は頭痛とのことですが、なし。

他の副作用としてのアレルギー性結膜炎もまだ出現せず。

気のせいか体が所々チクチクするような気がしますが、気のせいでしょう。

 

全く新しい薬なので期待大ですが、高い薬であることは間違いないです。

あと、まだ小児への適応は通っておりません。体中真っ赤なお子さんを見ると非常に心が痛みますし、見た目が気になる病気なので辛いと思います。社会生産性を上げる効果も期待できますので、多くの患者さんが救われるといいなぁ。

まあ何より自分が治ってほしいけど(ゲスだなぁ)。

 

これを機会に、基本も順守

①きちんと保湿(背中が塗れんのだよ…)

②長風呂禁止(半身浴好きなんですけどシャワーにします)

③髪は乾かす(包皮炎もムレるのが原因だよ!)

④ストレスのない生活を心がける(よーし論文早く通そう)


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適当はダメです。

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こっちです。

 

適宜経過報告します。